こんにちは!銀座店スタッフの清水です。
今日は肩コリについてです。
全身の関節のなかで、骨がぶら下がる構造をしているのは肩関節だけです。その構造の特徴から、懸垂関節と呼ばれています。人間の腕は、1本が約3~4㎏あり、左右の腕を合わせると7~8㎏にもなります。その重い腕を引っ張り上げているのは、首から肩・背中にかけての表層に広がる僧帽筋[そうぼうきん]、その深層にある肩甲挙筋[けんこうきょきん]、菱形筋[りょうけいきん]、肩関節を覆う三角筋などです。これらの筋肉には、腕を引っ張り上げ続けることで大きな負担がかかっています。そのため、肩こりが起きやすいのです。
《肩こりを防ぐトレーニング》
肩こりの原因が筋肉にあるとわかった場合は、筋肉をほぐして疲れをとったり、トレーニングで筋肉を鍛えることが大切です。運動は、どちらも10回で1セット、1日3セットが目安です。呼吸を止めずに、筋力や体調などに合わせて自分のペースで行いましょう。
● 僧帽筋を鍛える肩をすくめる運動
僧帽筋を鍛える肩をすくめる運動
いすに座り、左右の腕の力を抜いた状態から、できるだけ腕を上のほうに引き上げるように肩をすくめる。
引き上げた腕を下げる。このとき、肩を下に引っ張って下げるようにする。
● インナーマッスルと三角筋を鍛えるおもりを使った運動
僧帽筋を鍛える肩をすくめる運動
いすに座り、おもり代わりにペットボトルを持って腕を下ろす。(ペットボトルは350mLが目安。何も持たなくてもよい)
手の甲を上に向け、左右の腕が肩と水平になるまで上げていく。
次に、手の甲を下に向け、腕が肩と水平になるまで上げていく。
是非ひどくなる前にお試し下さい!
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